MORDEX(モルデックス)
マルチ凝集剤
重金属・染料・ヨウ素など多種多様対応
弊社のマルチ凝集剤(モルデックス)は、一般的な従来の5工程(希硫酸➡PAC剤➡高分子剤➡消石灰➡脱水)が2工程(モルデックス➡脱水)になり、時間・設備の効率化が出来ます。また、分離された凝集物は再溶出することはありません。
その凝集物は強固なフロック状となり脱水し易くなります。これらの特徴を持つモルデックスは、多種多様な用途に使用できます。
泥水処理・染料処理・産廃汚水処理・セメントミルク処理・土壌汚染処理・重金属(特に、マンガン・ニッケル・銅・亜鉛・銀・カドミウム・タリウム・鉛)処理などがあります。また、放射能除去にも使用できます。
適用放射能は、ストンチウム・セシウム・ウランになります。各分野で、お困りの方・コスト削減をお考えの方、ご相談ください。
ゼオライトは、結晶性アルミノケイ酸塩から成る沸石類の鉱物で日本各地より多く産出されています。ゼオライトの多くはCEC(イオン交換容量:単位meg/100g)が120程度のものから700を超えるものまで約194種類(天然ゼオライト約40種類、合成ゼオライト約150種類)が確認されています。
合成ゼオライトと天然ゼオライトでは、CEC・比重・粒径・吸着特性など違いがあり、選択性向上のため日々研究が進められています。当社では、選択性・固定化・減容化を念頭に製品の開発を心がけています。
イオンの力と高分子の粘土性で浮遊物を凝集し、集合体を形成沈殿する事により水を浄化します。
当社の製品は、幅広いイオンと低分子量・高分子量の併用により安定した凝集反応を備え、少ない添加量での凝集沈殿スピードを兼ね備えています。
吸着力と凝集沈殿力は反比例します。当社製品は状況に応じ、吸着剤や凝集剤の成分を調整する事で、より良い特性を発揮できる他、各種吸着剤の沈殿剤として御使用になる事で更なる吸着率の向上に繋がります。
驚異の凝集力と反応スピード
(品番IC-33Z)
近年、大雨による水害・土砂災害が多発しています。
これらの災害により、生活に必要なライフライン(水道・電気・ガス等)が遮断されるケースが増えてきています。その際に問題になる汚染水や泥水から生活用水(飲料水を除く)をこのマルチ凝集剤によって確保することが可能です。
使用法は単純で、泥水を水槽等に注入しマルチ凝集剤を入れて攪拌すると、水と土等の泥に分離されます。分離された上水は、飲料水にはできませんが、お風呂・トイレ等に使用する事が可能となり災害時に効果を発揮します。
他には染物などに使用されている染料にも使用可能。
水と染料に分離する事で、水はそのまま下水に放流可能となり、下層部に溜まった染料のみを産業廃棄物として出すことにより、産業廃棄物の量が格段に減りコウトダウンになります。
モルデックス凝集剤の特徴である1剤1工程により、シンプルな処理が可能です。
分離された凝集物は再溶出する事無く、強固なフロックとなり脱水しやすい汚泥となります。(2度3度と撹拌すると更に大きなフロックを形成します。)
近年、地震災害だけでなく河川の氾濫が毎年のように起こり、時にはライフラインの寸断により生活用水が不足する事態となりました。
このような時に1リットルの濁水に対し「モルデックス23」を0.05g添加し、撹拌する事で生活用水を確保する事が出来るのです。
01 | 浮遊物質量の0.1%~1%程度を状況に応じてモルデックス凝集剤を少しずつ添加してください。 |
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02 |
投入後すぐに撹拌します。 10秒~30秒で強固なフロックが確認できます。 |
03 |
撹拌を止めるとフロックが沈殿します。 個液分離するまで1分~5分程度放置。 |
04 | 処理水とフロックをろ布などで分離してください。 |
※生活用水の作成方法も同じです。上水の目の細かい布で濾し、生活用水にご使用ください。)
注意:人体に有害な原水も有りますので、飲料水には使用しないで下さい。
一般の除染作業では、高圧水流を利用した高圧吸引型除染機を活用して、建物や路面を洗浄除染し、放射性セシウムなどを含んだ濁水を水とスラッジとに固液分離する作業です。
処理水はその場で側溝や河川に放流できるよう環境に配慮し、ベクレル値を下限値5ベクレル以下の不検出にする必要があります。
当社では、福島県の土壌を分析し、様々な環境でも確実に不検出になるよう一般除染に対応したセシウム吸着型凝集剤を取り揃えております。
泥水処理・染料処理・産廃汚水処理・セメントミルク処理・土壌汚染処理etc.
重金属(特に、マンガン・ニッケル・銅・亜鉛・銀・カドミウム・タリウム・鉛)処理etc.
放射能除去(適用放射能は、ストンチウム・セシウム・ウラン)etc.
各分野で、お困りの方・コスト削減をお考えの方、ご相談ください。