驚異の除菌と脱臭のメカニズム
石英ランプ式オゾン発生器
MEDICAL IMPACT
2020年5月14日に奈良県立医科大学とMBTコンソーシアムの研究グループが、世界で初めてオゾンガス曝露による新型コロナウイルスの不活化を確認しました。(詳細はこちら)
不活化とは、オゾンの強力な酸化力で(ウイルスや微生物等)細胞成分に損傷あるいはダメージを与えて活性化力を失くしてしまう効力を指します。オゾンは全てのウイルスを死滅させる特徴があり、オゾンの働きで殺菌・除菌・脱臭を完了した後は有害な物質にはならず酸素になる特徴があります。医療施設の待合室・映画館・カラオケルーム・パチンコ店・居酒屋・大型バス・ゲームセンターなど、人が集まる場所や臭いが気になる場所に小型化された弊社の石英ランプ式オゾン発生器をご検討ください。(レンタルも可能です。)
ホテル、旅館、飲食店等の脱臭・空気浄化、浮遊菌の除菌・脱臭etc.
老人ホーム、病院、診療所等の脱臭・空気除菌、二次感染防止etc.
居間、寝室、キッチン、会議室、更衣室、喫煙室の除菌・脱臭etc.
保冷車、業務用冷蔵庫その他厨房の除菌・脱臭etc.
カラオケルーム、ペットショップの脱臭・空気浄化、浮遊菌の除菌・脱臭etc.
オゾンは、細菌等の細胞膜を破壊します。
細胞膜が破壊されたことで細胞の核が溶け、菌が死滅しますので、耐性菌も発生する恐れはありません。
オゾンによる脱臭は、悪臭を他の匂いで包み込み、ごまかしているだけの芳香剤等とは違い、悪臭の元をオゾンの強い酸化力で分解します。悪臭物質の成分の多くは、酸素原子と非常に反応が速いので、オゾンによる脱臭はとても効果的です。
オゾン(O3)は、前述の通り殺菌・除菌・脱臭などの仕事を行い、空気中にも存在する酸素(O2)になります。
培地上の菌を99.9%殺菌するのに必要なオゾンの照射量(mW・sec/cm2)で表記するのが一般的でより具体的な例として、培地上の菌に一定量(1mW・sec/cm2)を照射して、何秒で99.9%殺菌出来るのかを、いくつか列挙致します。
参考文献「John E Kaufman,IES Lighting Handbook 5thEdition,(1972)」
このように、オゾンの殺菌・除菌力の強さがご理解いただけると思います。
自然大気中に存在する大気を浄化する透明な気体です。
森林などに多く存在し、大気の浄化(消臭・除菌)をしています。
森林などの爽やかな空気には、特にオゾンが多く含まれているので、清々しく爽やかな気分になれるのです。日差しの強い日、海岸、滝の近くでは、0.02~0.06PPM、森林では、0.03~0.07PPMの濃度が観測されています。
日本では、除菌、殺菌には塩素などの薬品を使用しますが、アメリカ、ヨーロッパなど海外では、オゾンを使用するのが一般的です。それは、オゾン(O3)が時間とともに酸素(O2)に戻る性質があり、大気の汚染や使用後の処理が必要ない為環境に悪影響を与えず、二次公害の心配がないからです。
殺菌力の強い波長254nmと、強力な酸化作用脱臭効果を持つオゾンの発生を伴う185nmとの組み合わせにより、あらゆる場面において優れた効果を発揮します。
殺菌力については、特に260nm付近は、直射日光の波長350nmの1600倍にも達し、ウィルスからカビまですべての微生物を短時間で殺菌する事ができます。
波長185nmの紫外線は、空気中の酸素と反応し、オゾン(O3)を発生します。
そして、オゾンと波長254nmの紫外線との反応により活性酸素が発生し、強力な酸化作用で汚染有機物質を強力に分解します。
同時に当社製品メディカルインパクトからは、環境により多少の誤差はありますが、陰イオンを毎秒約20万個陽イオンを毎秒約3万個発生させる事により、オゾンとイオンのW効果で、より強力に脱臭することができるようになりました。
UV殺菌とは、紫外線により菌やバクテリア細胞の核となるDNA構造を破壊し、死滅させます。
細菌、バクテリアなどは菌中のようなUV吸収特性を持っています。(菌は大腸菌の吸収特性)254nmの光は高いレートで光が吸収されるため、細菌に対し効率的な光線といえます。各対象菌、バクテリアには99.9%死滅させるのに必要な紫外線量(mw・sec/cm²)があります。
オゾン(O3)は、0.1PPMを超えて使用すると、人体への影響があるのも事実です。
当社ではマニュアルを作成し、安全基準以下の0.07PPMを守るべく、販売代理店が一台一台室内に合った使用方法をお客様に指導しながら設置しています。
お客様の使用場所もわからず、インターネットなどで販売する事は、一切ありません。
降り注がれる太陽光の中には様々な光が含まれており、そのごく一部が私たち人間の目で認識が可能な可視光です。
紫外線とは、その可視光よりも波長が短く人間の目では見えません。この目に見えない紫外線ですが、その光が持っているエネルギーは強く、様々な働きをします。
波長領域 | 呼称 | 主な作用 |
---|---|---|
~200nm | VUV | 大気中に存在しない紫外線域であり、非常に強い光エネルギーにより酸素と反応しオゾンを発生させます。 |
200~280nm | UV-C | 光エネルギーが強く、生物細胞のDNAを破壊することが可能です。そのため殺菌用途に多く使われます。 |
280~315nm | UV-B | 強い日焼け作用を促すため、シミ、ソバカスの原因になります。一般的には有害紫外線域です。 |
315~400nm | UV-A | 光重合材、UV硬化材などの硬化、乾燥用途、に使用されます。光触媒や日焼けも主にこの紫外線域を使います。 |
400~800nm | 可視光 | 人の目で見ることのできる光(波長領域)です。波長の短いほうから紫、藍、青、緑、黄、橙、赤と並びます。 |
800nm~ | 赤外線 | 加熱に使われる紫外線や通信に使われる赤外線など幅広い領域を持っています。 |
稲妻でオゾンが生成されるメカニズムと同じ方法です。高い電圧を加えた電極間で放電させる方法で、無声放電法、コロナ放電法など複数の放電方式や方式があります。しかし、この方法は、オゾン生成と同時に人体に影響を及ぼす窒素酸化物(NOx)を副次的に発生させてしまう大きな欠点があります。
現在比較的安価なオゾン発生器にはこの方式が多く、PSE(電気用品安全法)を取得しない粗悪な製品が多いのが現状です。
オゾン層でのオゾン生成のメカニズムと同じ原理での生成方法です。
短波長の紫外線を酸素分子(O2)に当てると、酸素分子が離れて酸素原子(O)が2個できます。この酸素原子(O)が他の酸素分子と結合し(O2)、オゾン(O3)ができます。一般には、紫外線のオゾン生成には、紫外線ランプが使用されます。
当社では安全性を考慮し、合成石英ガラスを採用した低圧水銀ランプ(UVランプ)を使用しているので、窒素酸化物を排出することはありません。
◆設置方法が簡単です。
壁に掛け、机の上に置くなど設置場所を選びません。
◆PSEーク取得済みで安心です。
電気用品安全法に基づく、特定電気用品以外の電気用品のPSEマークを取得していますので、大手他社品で見かける放電法を採用する製品とは異なり使用環境を選ばず安心です。
(電気用品安全法とは、電気用品の安全確保について定められている日本の法律になります。)
小型・軽量のMl-1SとMl-1の2種類ご用意しております。使用用途・ご使用面積等により、選定可能です。
営業マンが適切な使用法や設置個所などのご説明・ご提案をさせていただきます。また、導入を気軽に行っていただく為レンタル対応も可能です(最短3年間から承ります)
※注:本製品は、医療用機器ではありません。
※注:仕様は改良の為、予告無しに変更する場合があります。
当製品のオゾン管の耐用時間はおよそ8,000時間(約1年間)になりますが、使用方法によっては短くなることがあります。(ON,OFFが頻繁に繰り返されると短くなることがあります。)(※当社では、本体およびオゾン管のOEM生産も承っております。)